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デザイン分野や建築分野では設計やデザインの競技を意味する。略して「コンペ」ともいう。
コンペティション(competition)とは、映画祭コンペティションなどで使用される、競争の意味である。
限定の貸事務所 新宿区です
各社の設計プランが競うコンペに参加するときは非常に緊張します。
しかし、そこで勝オーナーの要望に応えるサンユー建設は、木造住宅にもそのデザインカが生かされているち残ると、本当に自信がつきます。
以前、ホンダの販売店のコソペで電通と一騎打ちになり、勝てたときはうれしかったですよ (笑)0でも個人的には、住宅のデザインをもっと増やしたいですね。
建築家の安藤忠雄さんもいっていますが、『人間の欲望が集結しているのが〝家″だ』 と。
そんな欲望の集合体である〝家″を、私は手がけていきたいですね」 今後も、オーナー一人ひとりの欲望(要望やニーズ)が見事に設計・デザインに反映された、個性豊かな高品質の住宅を手がけていってほしいものである。
住宅やオフィスビルを設計するとき、馬場がもっとも考えていることはなんなのか。
その点について聞いてみた。
「設計のときに考えることは、〟風〃です。
会社には社風があるように、家には家風があ 3ります。
家を建て替えると〝風″も変わります。
その家に備わった習慣とか文化、雰囲気といったものを大切にしていきたいですね。
そういう〟風〃が、さわやかに流れるような住宅を設計するために、施主であるお客さまやそのご家族にじっくりとお話をお聞きするわけです。
また、〟風〃とともに人間に必要なものは、〝光″と〃水″なんです。
いい光を取り入れて、いい水に恵まれる、そして'いい風が吹く家を創造したいと思っています」 人間の生活にもっとも必要なものは「風・光・水」である。
それぞれの要素がみごとに調和し、息づいている家、「夙・光・水」が感じられる建物。
それを実現することが、馬場の理想とする設計のようだ。
特に馬場は〟風〃を重視するという。
その家ならではの風が、いきいきと、さわやかに流れるような住宅を馬場はめざしているのだ。
また、設計は二次元の図面だが、実際の建物は三次元の空間となる O
だから、設計者は図面だけを見ているのではなく、「もっと現場に足を運ばないといけない」と馬場はいう。
「いまは自分で図面を引くことはありませんが、やはり、当社が手がける建物の設計の責任はすべて私にありますから、どんなに忙しいときでも現場を見るようにしています。
施工現場で二次元の図面を三次元の空間に転換させるわけですから、図面上では気づかなかった部分、矯正すべき部分が必ずあるんです」 建築家の柏木浩一氏も同じようなことを指摘している。
それは、次のような1文でも明瞭にわかる。
「建築家の資質はアリの視点と鳥の視点を自由に行き来できることにあると思っています」 馬場のいう「二次元」がアリの視点であり、「三次元」が鳥の視点である。
互いの次元なり視点を行き来することが、建物の設計では必要なのである。
「サンユー建設の本社ビルを建てたときも、階段が壁になって光を遮ってしまう部分があり、現場に行ってみると、そのフロアは暗い感じがした。
図面上では、ある程度の光が入、ると想定していたのに、実際に施工してみるとそうでもなかった。
そこで、設計変更が必要になったんです」東京都大田区にあるサンユー建設新本社ビル 本社ビルの設計では、の注意を払ったが、現場の空間に身をゆだね、肌で感じてみると、フロアには光が足りないことがわかった。
そこで、すぐに変更を指示したのだという。
採光の問題以外にも、現場に行くといろいろ気づくことがあるようだ。
たとえば、会議を開く可能性がある部屋のそばに機械設備があり、あたりが静かなときにその機械をフルに動かすと、うるさく感じた。
そのため、ここも変更を加えた。
また、電車の線路が近い壁面の一階の窓は、現場に行ってみると、電車が通ったときに騒音が気になったので、ペアガラスに変更したという。
しかし、同じ壁面の三階の窓は、音が逃げているので、あえてペアガラスにする必要はないと判断し、変更しなかった。
「設計者にとって、現場に行くといろいろと教えられます。
私はいつも、『利益は現場に落ちている』 というんです。
現場をチェックすることは設計者にとっても利益ですし、それはオーナーさんの利益にもなるわけです」 サンユー建設常務取締役の安田晴彦も、設計図面と施工現場をチェックすることの重要性を指摘している。
「ある住宅の施工現場に行ったら、図面と違う材質のものが使われていたことがありました。
すでに取り替えられない状態まで工事が進んでいたのですが、当初の計画や図面と違うので、オーナーさんからクレームがついたんです。
こういう場合、はかの建設会社では、たぶん、オーナーさんのクレームなど相手にはしないでしょうね。
しかし、当社は違います。
社長が当時で数千万円かけてやり直させました。
他社では絶対にできない芸当です。
その決断力もすごいのですが、当社は建てたものに対して大きな責任とこだわりがあるのです」 現場をチェックしたとき、すでに工事が1段落していたとしても、すぐに改修するとい ガう英断は、なかなかできるものではない。
もう一つ、安田が指摘しているのは、デザインを重視している点である。
もちろん、予算のなかでつくるために、ある程度制限はあるものの、サンユー建設にはデザインを優先するという基本方針があるという。
「〝まず、デザインありき″を実践しています。
もちろん、いい建物をつくり上げるためには、設計部だけでなく、ほかの部署との連携やディスカッションが重要です。
たまにケンカになったりしますが(笑)、それでもみんなまじめで手を抜かない人ばかりなので、この方針を貫いていけるのです。
大手ゼネコンは、デザインにしてもとにかく効率を重視するあまり、斬新なデザイソが生まれにくい環境があります。
部署間のコンセンサスもうまくとれない。
その点、当社は小規模ですし、社内の風通しがいいので、うまくいっているのです」 同社の社風は「デザイン重視」 にあり、それは「〝風″通しがいい」社内でこそ成立するのである。
また、取締役建築部長の志村康司は当然のように、「施工の任務は設計図面の求める意向をできるだけ忠実に表現すること」と語っている。
「地盤のゆるい場所に物件を建設するとき、近隣住民の反対を受けました。
トラックが通るだけで、地面が揺れてしまうような場所だったのです。
しかし、設計どおりに施工するには、どうしてもトラックで資材を運ぶ必要があり、住民の方に工事内容を詳しく説明し、ご理解していただきました。
そしてその際、サンユー建設という会社の姿勢もご理解していただけました。
設計図面の意向を汲み取り、建物をつくり上げることが施工の仕事ですから、それが実現し、オーナーさんに感謝されたときの喜びは人一倍です。
当社では、〝建てた物件を営業所にする″という考え方を実行していますので、絶対に手を抜けません.すぐれた建物 ガをつくれば、それがロコ,、、によって広告効果を上げ、次の受注につながりますからね」 現場を担当する施工者にも、同社の設計重視の方針が貫かれているのである。
すぐれた建物の必須条件は、「質(クオリティ) の高い機能性と安全性、およびシンプルなデザイン」だと馬場は自説を語ってくれた。
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